ゆがみーる

姿勢分析に便利なシステム5選を比較してご紹介

姿勢分析システムとは

姿勢分析は、ヒトの安定性や可動性を評価するための、最も基本的な方法です。
安定性や可動性の異常を一般的に「カラダのゆがみ」と呼ぶことがありますが、ゆがみを数値化・可視化(姿勢測定)して、どこに問題があるかを客観的に把握する事(姿勢分析)ができれば、カラダの状態を改善するために非常に有用です。
姿勢測定・姿勢分析システムは、整骨院・整体院・スポーツクラブ・スタジオ・体育施設・介護施設・サロンなどの施設で導入され、カラダの状態を改善することで、顧客満足度・集客・売上のアップに貢献しています。

比較のポイント

◎測定方法

姿勢測定の方法は3種あり、それぞれメリットとデメリットがあります。
では、1つずつ見ていきましょう。

デジタイズ(身体にマーキングをして位置を測定する方法)

マーキングの位置と測定操作を正確に行えば、精度が最も高くなる方法です。
モーションキャプチャ(3次元動作分析装置)はこの技術を元にしており、動作分析の研究ではゴールデンスタンダードとなっている手法です。
一方で、体の特徴点(ランドマーク)にマーカーを付けたり、(手動の場合は)位置合わせをする作業が必要となります。

Kinect®センサーを用いた自動認識

マイクロソフトが開発したKinect®は赤外線を利用したセンサーで、当初ゲームに利用された低価格でコストパフォーマンスの高いセンサーです。姿勢測定や運動測定などにも用いられ、製品化されたものもありますが、“Kinect for Windows”が2017年に製造中止(https://japan.cnet.com/article/35109375/)となっており、既にサポートやバージョンアップも終了しています。
カラダの一部が自分や衣服等で隠れたり、静止しているヒトの体の特徴点(ランドマーク)を認識することが困難な場合もあり、誤差が大きくなるという報告があります。

画像処理のAIを用いた自動認識

いわゆるディープラーニングと呼ばれるAI技術を利用し、画像から姿勢測定する手法です。
画像はスマホでも撮影できるため、姿勢アプリが数多く発売されています。
一方で、AI技術はアプリによって認識方法が異なり、自分や衣服等でカラダの一部が隠れたり、ヒトの体の特徴点(ランドマーク)を誤認識した場合、精度面の誤差が大きくなります。

「デジタイズ | 測定の精度 ○, 測定の手間 ×, 価格 ○」「Kinect® | 測定の精度 △, 測定の手間 △, 価格 ×」「画像処理AI | 測定の精度 ×, 測定の手間 ○, 価格 △」

◎対応デバイスと付属品

まず姿勢測定・分析を利用するデバイスがWindowsパソコンかiPad(iPhone)かを確認しましょう。三脚は画角を一定にして測定精度を上げる効果があり、マットは被験者の立ち方を一定にして、三脚は撮影時の角度ズレや手ブレを防ぎます。
その他、レポート出力用のプリンターやチラシなどのPRツールが用意されている製品もあります。

◎分析レポート

姿勢の測定結果を分析し、数値化・可視化するには、バイオメカニクス技術が不可欠です。スマホやタブレットで撮影し、そのまま測定するアプリ等もありますが、その精度や測定結果を用いた分析を確認しましょう。2回測定した分析結果がまったく異なるケースも散見されます。
分析レポートは全く知識のないお客様が見る事を前提に、わかりやすく可視化されているか、どのようにお客様に説明ができるのか、など比較してみると良いでしょう。

◎サポート体制

姿勢分析システムを実際に運用しはじめるまでは気が回らない事が多いですが、サポート体制の充実度はとても重要です。
保証期間中の故障のみ対応する製品から、姿勢分析システムを運用するためのサポートにも対応しているなど、かなりの差があるので必ず販売店に確認しましょう。

おすすめ5選

『ゆがみーるクラウドPRO』

メーカー : 株式会社ジースポート
測定方法 : AIを用いた自動認識、マーカ利用の高精度測定併用
価格 : お問い合わせください
OS : iPad / Androidタブレット / Windows PC
特徴 : スピード・簡易性を重視した自動分析と、再現性・精度を重視したマニュアル分析(高精度測定用ベルト・マット)の両方に対応し、分析結果の姿勢レポートと筋バランスレポートをクラウド上に保存できます。
一般的には立位のみの姿勢分析が基本ですが、ゆがみーるでは立位と屈位の姿勢分析があります。屈位とはスクワットのように少し膝を曲げた状態のことです。立位は日常生活における筋バランス、屈位は運動時における筋バランスを分析するのに効果的です。
また、身体のゆがみに合わせたCTCトレーニングという動画により姿勢改善をサポートします。国内1200施設以上の導入実績で、姿勢や筋バランスのカウンセリングから集客や再診率、売上をアップするノウハウが詰まったPRツールや使い方運用講座などバックアップ体制も充実しています。

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『Peek a body』

メーカー : ビーシーラボ株式会社
測定方法 : Kinectを用いた自動認識
価格 : ¥1,980,000
OS : Windows
付属品 : PC本体, モニター, Kinect, Kinect用三脚, 測定用マット
特徴 : PC本体から、PR・宣伝プランの提案といったサポートまで、オールインワンパッケージで提供されている製品です。分析レポートに使用される360度どこからでも見れる高細密3DCGは必見です。

『Shiseicam』

メーカー : キッセイコムテック株式会社
測定方法 : Kinectを用いた自動認識
価格 : ¥698,000
OS : Windows
付属品 : Kinect, Kinect用三脚, 測定用マット
特徴 : シンプルな構成でKinect利用の姿勢分析システムの中ではリーズナブルで手が届きやすい製品です。

『SportipPro』

メーカー : 株式会社Sportip
測定方法 : AIを用いた自動認識
価格 : 非公開
OS : iOS
付属品 : なし
特徴 : 姿勢分析だけではなく可動域測定もできる、運動機能を重視する方に特化した製品です。iPad(iPhone)で手軽に分析できるのも魅力です。

『シセイカルテ』

メーカー : 株式会社Sapeet
測定方法 : AIを用いた自動認識
価格 : ミニマム(測定が月に50回まで、ライト姿勢分析):¥90,000(初期導入費用)+¥13,600×12(1年契約)
:ベーシック(制限なし):¥250,000(初期導入費用)+¥26,700×12(1年契約)
出典:https://kartie-cloud.jp/shisei-karte/pricing-2201/
OS : iOS
付属品 : なし
特徴 : iPad(iPhone)だけで手軽に測定できるAIによる姿勢分析システムです。分析結果は3Dアバターで表示され、おすすめのフィットネスメニューも提示されます。

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